S−VHS規格 525ライン60フィールドNTSC方式用(抜粋)

記録再生信号特性

項目

規格値

解説等
記録方式 輝度 低搬送波FM キャリアを抑圧したFM変調方式
クロマ 低域変換クロマ搬送波直接記録
色差クロマを低い周波数に変換し
直接記録
輝度信号記録系の映像周波数帯域 5MHz以上 解像度約80/1MHz = 400本以上
サブプリエンファシス 輝度振幅に対しノンリニア特性 小振幅=高域記録エンファシス大
メインプリエンファシス

T=1.3±0.05μS

X=4 ±0.3

高域強調
輝度FMキャリア周波数

ホワイトピーク7.0±0.1MHz

シンクチップ 5.4±0.1MHz

 

EP

1/2fhキャリアインターリーブ

( fh=15.734KHz )

輝度信号FMのクロストーク低減のためチャンネル1のヘッドで記録時、周波数を1/2fh (7867Hz)高くする。
FMキャリア周波数偏移 1.6±0.1MHz  
ホワイトクリップ シンクチップから210±10 %  
ダーククリップ シンクチップから−70±10%  
FM信号記録ヘッド電流 標準テープにおける6.5MHzの最適記録電流に対し±1.5dB以内 S−VHS標準記録テープの電磁変換特性(記録電流対再生電圧の周波数特性)を測定。その6.5MHz時点の最適記録電流を標準値とする。
FM記録電流特性

5.4MHz = 0dB

1MHz = 3 ± 1 dB

3MHz = 0.5± 0.5dB

5.4MHz以上 最適記録電流

ヘッドに流す記録電流は低域エンファシスをかけテープの電磁変換特性を補償する。
低域変換クロマ記録電流特性

629KHz = 0 dB

1129KHz = −1.5 ± 0.5 dB

129KHz = 1.5 ± 0.5 dB

 
FM信号ハイパスフィルタ ハイパスフィルタを入れない ノーマルVHSではハイパスフィルタで1MHz以下の帯域を除去し、低域変換クロマの帯域を確保する。
記録低域変換クロマキャリア周波数 629.371KHz ( 40 × fh ) fh = 15.734KHz
低域変換クロマの位相シフト(PS処理)

チャンネル1 1Hにつき+90°

チャンネル2 1Hにつき−90°

クロマのクロストーク低減

低域変換クロマに残留する

輝度FM信号レベル

fc + 0.5 MHz付近でfc20dB以下 fc 低域変換クロマキャリア周波数
記録低域変換クロマの帯域 fc ± 0.5 MHz ( 3dB )  
記録低域変換クロマの記録レベル 輝度FM周波数5.242MHzにおける低域変換クロマのスプリアス成分の再生レベルが、再生輝度FM6.5MHzのレベルに対して-20〜−25dBとなるように記録する  
記録低域変換クロマのフィールド間
レベル差
2 dB 以内  
記録FM信号と低域変換クロマとの
時間差
ビデオテープ上にて0.1μs以内  
カラーバーストエンファシス 6 ± 0.5 dB  

磁気テープパターン

項目

SP

EP

備考
テープ幅(mm) 12.65 ±0.01  
テープ速度(mm/s)
33.35  0.5
11.12  0.5
 
ドラム直径(上ドラム) mm 62 ± 0.01  

テープ対ビデオヘッド

相対速度(m/s)

5.80 5.83  
ビデオトラックピッチ(μm) 58 19  
ビデオトラック幅(μm) 58 19  
コントロールトラック幅 0.75 ± 0.1  

オーディオトラック幅(mm)

モノラル

ステレオ/2チャンネル

ガードバンド幅

0.03

0.35 ± 0.03

0.3

 

ビデオトラック角度(°)

テープ停止(STOP/STILL)

テープ走行時

5°56' 7.4"

58' 9.9"

5°56’ 7.4”

5°56’ 48.1”

テープスチル時のノイズバーは主にこの角度差による。
ビデオヘッドアジマス角( °) 6±10’ チャンネルごとに+6°-6°
X値;
コントロールヘッド位置(mm)
79.244 79.253 ビデオテープパターン上でチャンネル2の終端位置(180°走査終端位置)とコントロールヘッド間の距離
垂直同期信号の前縁の位置 5〜8H テープ下端基準縁からVsyncまでの物理的記録位置
テープバックテンション 30〜45 g テープ巻きはじめ ドラム入り口側

理論値に対する

ビデオトラックずれ(μm)

±14 ±10 実力値SP10μm EP7μm以下を目標とする

ビデオトラック曲がり(m)

Peak to Peak

14 10 実力値SP10μm EP7μm以下を目標とする
ビデオフィールド数 59.94  

HiFi(FMオーディオ)規格値

磁気テープパターン

項目

SP

EP

備考
FMオーディオトラック幅 (μm)

最大58

最少20

最少16 AFMは通常速度ごとの専用ヘッドを持たないため、構成によってはガードバンド記録となる
オーディオヘッドアジマス角

+30°±30'

-30°±30'

 
オーディオアジマス角とビデオ
アジマス角の関係
逆アジマス
同一アジマス
方向
 
記録時間差 0〜2フィールドオーディオ先行記録
1 1/3?3 1/3
フィールド
オーディオ
先行記録
 同一トラック内の同一箇所に記録されるビデオとオーディオの時間差 

信号形式
記録方式 デュアルチャンネルFM変調信号を専用回転ヘッドにより先行記録後、ビデオ専用ヘッドにてビデオ信号を重畳記録
記録レベル 輝度信号、色信号に支障のないレベル 規格上に数値による記載は無い
中心キャリア周波数 L(主)チャネル
1.3MHz
ア10KHz
 
R(副)チャネル
1.7MHz
ア10KHz
 
最大周波数偏移  ±150KHz オーディオ入力がクリップしない最大値の時の許容周波数偏移
動作周波数偏移  ±50KHz セットの基準オーディオ入出力レベル時の周波数偏移 
オーディオプリエンファシス特性  T1 = 56μs T2 = 20μs f1 f2の区間で+6dB/oct
f1 = 1/2πT1 f2 = 1/2πT2

総合特性

記録再生の画質 

解像度、反転、輝度信号S/N、色信号のS/N等において十分な品質を保っていること

(規格書にはこれ以上の記述は存在しない)

EPモードの互換性

EPモードの互換性において支障のないこと

(規格書の記述通り)

輝度信号AGCピークゲイン特性
ビデオ入力変化+12dBに対し
出力変化+3dB以内
またア6dB変化に対して
出力変化ア0.5dB以内
 解説自粛…^^;
輝度信号AGCピーク応答性
1フィールドあたり少なくとも35個の
2s幅の白パルスで応答すること
輝度信号AGCシンクレベル特性
入力のシンク変化+12dBに対し
シンク-ペデスタル出力変化+3dB以内
またア6dB変化に対して
出力変化ア0.5dB以内
輝度信号AGCシンクレベル応答性 
1フィールドあたり少なくとも35個の
等化パルスを含む2s幅のシンク等で
応答すること

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